いっせつ (滋賀の方言)
いつも。 いっせつありゃこりゃばっかりしてて、わやなこっちゃ(いつもあべこべばかりしていて、拙(まず)いことだ)
おぞい(1) (福井の方言)
古い。ひどい。 こんなおぞい車、よーのってるのー(こんな古い車によく乗っているねえ)毎日雪ふって、おぞいこっちゃった(毎日雪が降ってひどいことだった)
おとましー(2) (福井の方言)
うっとうしい。 こどもぁまとわりついて、おとましこっちゃった(子どもがまとわりついて、うっとうしいことだった)
おとましー (岐阜の方言)
もったいない。 まんだ使えるのにすててしまうとはおとましーこっちゃ(まだ使えるのに捨ててしまうとはもったいないことだ)「惜しい」「気の毒な」の意でも使う。
おとましー(3) (静岡の方言)
気の毒な。 そりゃーふんとにおとましーこんだ(それは本当に気の毒なことだ)
かだこと (青森の方言)
頑固者。 あの人かだことだすけの(あの人は頑固者だからねえ)津軽では「じょっぱり」。
かりやすい (富山の方言)
簡単だ。 そんなこと、ほんまにかりやすいことや(そんなことは本当に簡単なことだ)
きょーさめー (鳥取の方言)
不思議な。珍しい。予想外な。 なんぼ探してもぜにぶくろがないなんて、きょーさめーことだ(いくら探しても財布がないなんって、不思議なことだ)
げな (宮崎の方言)
〜そうだ。 げなげなばなしはうそじゃげな(〜らしいよって話は、噓だということだ)
しろしか (福岡の方言)
うっとうしい。 どーした、しろしかもんかい(まったくうっとうしいことだ)つぶやいて言う。本来じとじとと降る雨にぬれる不快感をいう語。