いて (鹿児島の方言)
お湯が熱い。 こん風呂はいとして、いやならんなー(この風呂は熱くて入れないなぁ)「いたか」とも。
いみる (大分の方言)
〈人やものの〉数量が増える。 この頃畑ん草がいみっち、どんこんならん(この頃畑の草が増えて、どうにもならない)
いやんべ (福島の方言)
ほどよい。適当。 この服のサイズは、ちょうどいやんべだ(この服のサイズは、ちょうどよい)
いら (大分の方言)
鱗(うろこ)。 こんさかなは、いらがとりにきー(この魚は鱗が取りにくい)
いらやき (京都の方言)
生焼け。 この魚いらやきや(この魚、生焼けだ)十分に焼けていないこと。
いんが (新潟の方言)
犬。 どこのいんがら(どこの犬だ)
うしきたま (山形の方言)
たくさん。 このなづはあっちぇさげ、ナスうしきたまとれだ(この夏は暑いからナスがたくさん取れた)
うずる (山形の方言)
似合う。 このがら、おまえさ、いぐうずっじぇ(この柄はお前によく似合うよ)
うだで (北海道の方言)
たいそう。 ここのがんぜうだでうめーよ(ここのうにはたいそうおいしいよ)
うだる (山形の方言)
捨てる。 このごみ、どさうだればいいなや(このごみを、どこに捨てればいいかね)内陸では「なゲる」。