こーかる (福岡の方言)
自慢して威張る。 自分のことば、こーかりよー(自分のことを自慢して威張っている)威張っている様子を「こーたかか」と言う。
〜こーじ (山梨の方言)
学校の〜時間目。 いちこーじは国語、にこーじは算数、さんこーじは社会です(一時間目は国語、二時間目は算数、三時間目は社会です)漢字は「校時」をあてる。
こーっと (三重の方言)
ええっと。 あっこのやごうはなー。こーっと(あそこの屋号はねえ。ええっと)ひとり思案に発する語。
こーと (兵庫の方言)
地味。 こーとなきもんこーてもた(地味な着物を買ってしまった)
こーとな (京都の方言)
地味で上品な。 いや、こたち、こーとなべべきてはるなー(いや、子どもさん 上品な着物を着ておられるねえ)
こーとな (和歌山の方言)
地味だ。 こーとな柄やなー(地味な柄だねえ)
こーとーか (熊本の方言)
〈性格・着衣が〉上品だ。 あんひとんきとらす服はこーとーか(あの人が着ている服は上品だ)
こーのげ (福島の方言)
眉毛。 あの人のこーのげは、太いなあ(あの人の眉毛は、太いなあ)「まみげ」とも。
こーばこ (石川の方言)
雌のずわい蟹(がに)。 ずわいよりこーばこの方がうっめぞいや(雄のずわい蟹より、雌のずわい蟹の方がおいしいよ)
こーへた (鳥取の方言)
大人びた。 この蛇はこーへたやつだ。石をかっけてもびくともせんわい(この蛇は老成したやつだ。石を投げてもびくともしないよ)