こぎたない 【小汚い】 (東京の方言)
うす汚い。 こぎたない身なりをして「こぎたねえ」とも。
こる (滋賀の方言)
田畑の土を砕いて耕す。 もっと、こまこー、こギってくれへんか(もっと細かく砕いて耕してくれないか)
こくば (兵庫の方言)
落葉。 山へこくばかきに行こか(山に落葉集めに行こうか)
こくば (広島の方言)
枯れ松葉。落ち松葉。 秋ん、なりゃー、こくば集めて、いもー焼くかのー(秋になったら松葉を集めて薩摩芋を焼くかねえ)
こ (青森の方言)
漕ぐ。藪を進む。 山菜採りで藪漕いできたじゃ(山菜採りで藪を進んできたよ)雪のつもった道を進む時にも使う。
こけ (石川の方言)
きのこの総称。 山行くゲんたら、こけ、たーんと取ってきてや(山へ行くんだったら、きのこをたくさん取ってきてよ)奥能登では「みみ」とも。
こけら (東京の方言)
魚のうろこ。 まぐろのこけらを取る
こげつき (京都の方言)
祖父以来長くその土地に住んでいること。 わたし、京都のこげつきですがな(私は、先祖から長く京都に住んでいますよ)
〜こされ (三重の方言)
〜こそ。 おやなりゃこされゆーのやさ(親なればこそ言うんだわよ)「こそあれ」のつづまった強意の助詞。
こざく (新潟の方言)
またぐようにして歩く。 雪こざいてきた(雪の中を歩いてきた)雪の積もったところや川の浅瀬をかきわけるようにして歩く動作をいう。