こた(ー)ない (高知の方言)
大したことはない。 骨おって入院したけんどこたないない(骨折で入院したけど大したことはない)
こたう(1) (高知の方言)
肉体的・精神的に応える。 あつけがことーてまだよーおきん(暑気あたりが応えてまだ起きられない)らくだいしたががことーちゅー(落第したことが応えている)
こたう(2) (高知の方言)
支える。 杭にくくったけんどなわがゆるいきちっともことーちゃーせん(杭にくくったけれど縄がゆるくてちっとも応えていない)
こたぐる (和歌山の方言)
こじ開ける。 牛がかんぬきをこたぐる(牛がかんぬきをこじ開ける)「突き上げる」の意でも用いられる。
こたち (京都の方言)
他人の子。 おうちはこたちはおひとりどすか(あなたの子どもさんは一人ですか)「おこたち」「おこさん」とも。単数でもこの形。
こだらかす (鳥取の方言)
あやす。なだめる。 きゃーりーことをゆーもんは、適当にこだらかしときゃーえー(うっとうしいことを言う者は、適当にあやしておけばよい)
こちょばっこい (新潟の方言)
くすぐったい。 足の裏、こちょばっこい(足の裏、くすぐったい)「くすぐる」ことは、「こちょば(か)す」。
こちょびて (山形の方言)
くすぐったい 海水浴さいったば、蟹さ、足の裏さわらえで、こちょびて(海水浴に行ったら、蟹に足の裏を触られてくすぐったい)
〜こっせん (宮崎の方言)
〜じゃない。 てっげかわいーこっせん?(とってもかわいいんじゃない?)若者が使うことば。
こってす (東京の方言)
ことです。 そのころのこってすから