あんじだす (宮城の方言)
思い出す。 さぇふ、どごさほろったがおぢづいであんじだしてみさえ(財布をどこに落としたのか落ち着いて思い出してごらんなさい)
えし (茨城の方言)
おまえ。 えしゃー、どごさえってだんだ(おまえは、どこへ行っていたのだ)
きかっと (宮城の方言)
きちんと。整然と。 きかっとはごさつめさえ(きちんと箱に詰めなさい)「きたっと」とも。
きぴちょ (宮城の方言)
急須。 ほのきぴちょ、こっちさ回してけさえ(その急須をこちらによこしてください)中国から伝わったお燗の道具「急焼(きひしゃお)」から。「きびちょ」とも。
くふぇる (宮城の方言)
穴をふさぐ。 屋根の穴こ、くふぇさえ(屋根の穴をふさぎなさい)
こすたくりん (熊本の方言)
けちん坊。 あやつぁ一円もださん。ほんにこすたくりんだもん(あいつは一円さえも出さない。ほんとうにけちん坊だもの)
さげ (岩手の方言)
さえ。 おれさげでぎっから、おめだば、もっとかんたんだべ(私さえ出来るのだから、あんたならもっと簡単だろう)
〜さげ (茨城の方言)
〜さえ。 つるでさげ、おんガえしするっちゅーのによ(鶴でさえ恩返しをするというのになあ(何であいつはしないのだ))
さぶろー (茨城の方言)
スコップ。 さぶろー、どごさえったがしんねが(スコップ、どこにあるか知らないか)
〜しゃーが (佐賀の方言)
〜さえ。 いきしゃーがすっぎーよかよ(行きさえすればいいよ)