だいしょ(ー) (山口の方言)
多少。 だいしょ歩くよーになった(多少歩くようになった)
だいじ (栃木の方言)
大丈夫。心配がない。 今日はあんべがわりーとゆえば、行がなくったってだいじだ(今日はからだの調子がわるいと言えば、行かなくても大丈夫だ)
だいひょー (三重の方言)
大柄・長身、またその人。 だいひょーのひとやったでな(大柄な人だったからね)
だいやみ・だいやめ (宮崎の方言)
晩酌。 しごっがおわったら、だいやみがたのしんじゃ(仕事が終わったら晩酌が楽しみだ)
だいやめ (鹿児島の方言)
晩酌。 やどんしゃ、めばんだいやめをしもすとお(主人は毎晩晩酌をしますのよ)「だれ疲れやめ止め」の意。
だいろ(ー) (新潟の方言)
かたつむり。 だいろーやだいろー、つの出せだいろう〔岩室甚句〕(だいろうやだいろう、角出せだいろう)下越では「かたつむり」。
だしかいな (滋賀の方言)
いいじゃないか。「遠慮しなさるな」の挨拶。 だしかいな。ゆっくりしてかんせ(いいじゃないか。ゆっくりくつろいで行きなさいな)
だじゃぐ(1) (秋田の方言)
横着。 あの男だばだじゃぐで、わらしどごかしぇガしぇで、遊んでばりいる(あの男は横着で、子どもを働かせて、遊んでばかりいる)
だじゃぐ(2) (秋田の方言)
乱暴。 酒飲めば、だじゃぐこぐ(酒を飲むと、乱暴を働く)
だす (富山の方言)
補助動詞、あげる。 てつだいしてだしゃよいがじゃれど(手伝いをしてあげればいいんだけれど)