ばさらっか (長崎の方言)
ずさんだ。 あんひたーちょおっとばさらっかもんねー(あの人は、たいそうずさんだものねぇ)
ひずがねえ (岐阜の方言)
元気がない。 ひずがねえ顔しちょるが、どっか悪いことねーか(元気のない顔をしているが、どこか悪いことないか)
ひっちゃゆっ (鹿児島の方言)
落ちる。 かっのみがひっちゃえちょっど(柿の実が落ちているよ)「あゆっ」とも。「ひっ」は接頭語。
ひっちょる (栃木の方言)
背負う。負う。 赤っこをひっちょくって野良仕事に出てった(赤ちゃんを背負って野良仕事に出て行った)
ひっとずる (長崎の方言)
ちょっと出る。 頭のひっとでとる(頭がちょっと出ている)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
ひゃっかん (山口の方言)
もみあげ。 はーひゃっかんがなごーなっちょる(もうもみあげが長くなっている)
ひんつけ (宮崎の方言)
かっこつけ。 ひんつけばっかいしちょってんだめど(かっこつけだけしていてもだめだよ)
びゃっこ (秋田の方言)
少し。ちょっと。 びゃっこしけでけれ(ちょっと手伝ってくれ)「ばっこ」とも。
びんちょ (千葉の方言)
対のものが揃っていないこと。 おめー靴下びんちょに履いてるぞ(お前が履いている靴下は左右揃っていないぞ)
ふだに (茨城の方言)
たくさん。 ほーれんそー、ふだにあっから、たべでくんちょ(ほうれん草がたくさんあるから食べてください)