ふてる(2) (高知の方言)
紛失する。 ぽけっとにお金をいれちょったがやけんどふてた(ポケットにお金を入れていたのだけれどなくした)
ぶしょってー (神奈川の方言)
ちょっとしたことでも面倒がる様子。その結果、不潔なこと。 そんな、ぶしょってーかっこーすんなよ(そんな不潔で感じの悪い格好をするなよ)
へっちょ (愛媛の方言)
見当違いの方。 へっちょ見よらんと、前向いとらないかんぞな(あさっての方を見るんじゃなくて、前を向いてなきゃだめだよ)
べっちょない (兵庫の方言)
大丈夫だ。別状ない。 そんなつめたいもんばっかりくーてべっちょないか(そんな冷たいものばかり食べて大丈夫か)
ほえる (島根の方言)
〈特に子どもが〉泣く。 ほえちょーばっかーで、どげんならん(泣くばかりで、どうにもならない)
ほげる (宮崎の方言)
穴があく。 壁に穴がほげちょるが、どんげしたつか(壁に穴があいてるけど、どうしたんだい)
ほこる (宮崎の方言)
茂る。 ここんかたのにわは、くさがほこちょる(ここの家の庭は草が茂っている)
ほたくる (高知の方言)
ほったらかしにする。 ぎっちりさいそくしてきたけんどほたくっちょいた(しょっちゅう催促してきたけれどほうっておいた)
ほとばかす (岐阜の方言)
水に浸す。 ちょぼっと、ほとばきゃーておきゃ、やーこなるじゃろ(少し水に浸しておけば、軟らかくなるでしょう)
ほどる (宮城の方言)
温まる。 炬燵さ入て、足もえあんべににほどりした(コタツに入ったので、足もちょうどよく温まりました)古語「ほとほる」から。