かまえる (高知の方言)
準備する。支度する。 きょーお客するきにかまえちょいてね(今日、宴会をするから支度しておいてね)
かまぎっちょ (埼玉の方言)
とかげ。かなへび。 庭のすみっこにかまぎっちょがいたで(庭の隅にとかげがいたよ)
かんこくさい (兵庫の方言)
紙・布・綿などの焦げたにおいがする。 おい、なんかかんこくさいど。べっちょないか(おい、なんか焦げ臭いにおいがしているよ。大丈夫か)
かんちょろい (鳥取の方言)
弱い。病弱な。 あれっくらいで骨折るっちゃーな、かんちょろいっちゃ(あれぐらいで骨を折るなんて、軟弱だよ)
がっつい (鹿児島の方言)
ちょうど。ぴったり。 がっついせんいぇんじゃっど(ちょうど千円だよ)
がまだす (熊本の方言)
精を出す。頑張る。 頑張りどころだけんいっちょがまだそーかね(頑張りどころだから、ひとつ精を出そうかな)南部・天草では「せしかう」。
きちょくれ (大分の方言)
来て下さい。 みんな、よろーちきちょくれ(みんな揃って来て下さい)「来ておくれ」の転。
きっぽ (山口の方言)
傷跡。 頭の後ろにきっぽができちょーね(頭の後ろに傷ができているね)
きなる (山口の方言)
得意になる。 ちょっと成績がえーぐらいで、そねーきなるなーや(少し成績がいいぐらいで、そんなに得意になるな)
きびる (山口の方言)
結ぶ。束ねる。 よーきびっちょき(よく結んでおいて)「てねる」とも。