きぴちょ (宮城の方言)
急須。 ほのきぴちょ、こっちさ回してけさえ(その急須をこちらによこしてください)中国から伝わったお燗の道具「急焼(きひしゃお)」から。「きびちょ」とも。
きめっこ (福島の方言)
拗ねる。 この子は、ちょっとしたことですぐきめっこする(この子は、ちょっとしたことですぐ拗ねる)
きょーとい (島根の方言)
恐ろしい。 あのさんのきょーとい顔で、子どもないちょー(あの人のこわい顔つきのために、子どもが泣いている)「きょーて」とも。
きんにょ (島根の方言)
昨日。 そげなはなし、きんにょしちょった(そんな話を昨日していた)
くださいな 【下さいな】 (東京の方言)
子どもが菓子屋などの店先で言うことば。女の子は「ちょうだいな」が多い。 子どもの頃、店の人がいない時に、少し声を大きくして「くださいな」と言ったものだ
くどい (富山の方言)
塩味が濃い。 このおつけ、ちょっこしくどいわ(このお汁は少ししょっぱいよ)
くるめる (高知の方言)
しまい込んで片付ける。 おもちゃを出しっぱなしにせんとくるめちょき(おもちゃを出しっぱなしにしないでしまっておきなさい)
ぐつわりー (和歌山の方言)
都合が悪い。 そいはちょっとぐつわりーなー(それはちょっと都合が悪いなあ)
〜け (石川の方言)
〜かい〈親愛の意を込めた疑問の終助詞〉。 この服、ちょっと着てみていーけ(この服をちょっと着てみていいかい)
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)