いいかぶ (群馬の方言)
いいご身分。気楽。 やつもいいかぶだ(やつも気楽なもんだ)「いんきょかぶ」は「隠居の身分」の意。
いくれてん (山形の方言)
いい加減。 あのやづは、いっつもいくれてんゲなこどばりいってる(あの奴は、いつもいい加減なことばかり言っている)
いっすんずり (大分の方言)
車のひどい渋滞。 別大国道は、いっつもいっすんずりじゃ(〈別府と大分を結ぶ〉別大国道はいつも大渋滞だ)「一寸ずつズル」の意。
いっつもかっつも (高知の方言)
いつもいつも。 いっつもかっつもうもーいくとはかぎらん(いつもいつもうまくいくとは限らない)
いらくる (鳥取の方言)
うるさがる。 ばさんの長話に、おじじがいっつもいらくってござったよ(おばあさんの長話に、おじいさんがいつもうるさがっていたよ)
さいさい (富山の方言)
毎度。 さいさいきのどくな(いつもいつも申し訳ありません)
つもい (長野の方言)
服などがきつい。 この靴つもい(この靴、小さくてきつい)太ったらズボンのお腹のところがつもくなった(太ったらズボンのお腹のところがきつくなった)
てーげー (沖縄の方言)
おおよそ。 ありや ちゃー てげーやさ(あいつはいつもいいかげんだ)てーげーむぬいー(いいかげんな言い方)
まいこまいこ (岐阜の方言)
いつもいつも。 おんし、まいこまいこおんなじよーなこと、いっちょるのう(あなたは、いつもいつも同じことを言っているね)
〜もんで (三重の方言)
〜ものだから。 いつもいっしょにまいるもんで(いつもいっしょに参るものだから)順接の接続助詞。