あってこともねー (栃木の方言)
とんでもない。 車がぼっこれて行げなくなっちゃって、あったこどもねーこどんなっちゃってさ(車が故障して行けなくなって、とんでもないことになってさ)
あんべ (青森の方言)
具合。状態。 体あんべどんでらば(体の具合はどんな様子でいるか)
いみる (大分の方言)
〈人やものの〉数量が増える。 この頃畑ん草がいみっち、どんこんならん(この頃畑の草が増えて、どうにもならない)
えーら (宮崎の方言)
おっと。あらまあ。 えーら、どんげしたつな(あらまあ、どうしたんですか)
おきる (香川の方言)
満腹になる。 うどん二玉でもーおなかがおきた(うどん二玉でもうおなかいっぱいになった)
おこなえん (熊本の方言)
しょうがない。たまらない。 どんこん寒しておこなえん(どうにもこうにも寒くてしょうがない)
おっきりこみ (群馬の方言)
手打ちうどんを茹でずにそのまま野菜と一緒に煮込んだもの。 冬はおっきりこみにかぎるのー(冬はおっきりこみに限りますねえ)「おきりこみ」とも。なお西部には「にぼーとー」という地域もあり。
おっける (栃木の方言)
倒れる。転ぶ。 台風で物置小屋がふっとんじゃーし、おっきな木もおっけされ、てーへんなこどんなっちゃった(台風で物置小屋が吹き飛ばされ、大きな木も倒され、大変なことになってしまった)
くものえず (栃木の方言)
蜘(く)蛛(も)の巣。 どんぶがくものえずにひっかかって、ばたばたもがいてんだんべー(蜘蛛の巣にとんぼがひっかかって、ばたばたもがいているんだろう)
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)