お〜やす (京都の方言)
〜(なさい)ます。 じょーずにお書きやすなー(上手に書かれますねえ)動詞連用形をはさんで、動作主を高める。「はる」よりも丁寧な言い方。
およずく(2) (愛知の方言)
ためらう。よろける。 およずいとらんとやれ(ためらっていないで勇気を出してやりなさい)石につまずいておよずく(石につまずいてよろける)
おれさま (宮城の方言)
雷。 おれさま鳴ってっから、へそかぐさいん(雷が鳴っているので、へそを隠しなさい)「おれさん」とも。
かく (山口の方言)
髪を櫛でとく。 お風呂からあがったら、髪かいちゃげて(お風呂からあがったら、髪をといてあげなさい)
かさにのせる (岡山の方言)
傘に入れる。 こっちこられー。傘に乗せたげらー(こっちに来なさい。傘に入れてあげるから)傘に入ることは「傘に乗る」。「傘に乗りんせー傘にお入りなさい」
かずん (鹿児島の方言)
嗅ぐ。 かずんみやい。よかかざがしもんで(嗅いでみなさい。いいにおいがしますから)名詞は「かざ」、動詞は「かずん」。
かつがつ (熊本の方言)
少しずつ。適度に。 いっぺんにたべんで、かつがつ口にいれんかい(一度に口に入れないで、少しずつ適度な量を口に入れなさい)
かまる (岩手の方言)
においを嗅ぐ。 なんだがひなくせな。でぁどご、かまってこ(何かきなくさいね。台所をかいできなさい)
かむ (茨城の方言)
匂いを嗅ぐ。 くさってっかどーが、かんでみろ(腐っているかどうか、においを嗅いでみなさい)
かんこーする (愛知の方言)
熟考する。 かんこーしてやりゃーよ(よく考えてやりなさいよ)「勘考する」から。