かーらげ (岩手の方言)
すりばち(すり鉢)。 まめ、かーらげで、よっくすっておげよ(豆を、すり鉢でよくすっておきなさいよ)
〜き (高知の方言)
〜だから。 雨がふってきたきー、ここでまちより(雨が降ってきたからここで待っていなさい)幡多では「けん」「けに」。
きかっと (宮城の方言)
きちんと。整然と。 きかっとはごさつめさえ(きちんと箱に詰めなさい)「きたっと」とも。
きてじゃ (岡山の方言)
いらっしゃる。 そろそろ先生が来てじゃけー、座っときねー(そろそろ先生がいらっしゃるから、座っておきなさい)
きぶい (徳島の方言)
坂がきつい。 あしこの坂はきぶいけん、馬力のある車で行きなはれよ(あそこの坂はきついから、馬力のある車で行きなさいよ)
きんしゃい (福岡の方言)
おいでなさい。 はよーきんしゃい(早くおいでなさい)シャルは動詞の連用形に続いて、親しみを表す語。
きんとすわっ (鹿児島の方言)
正座する。 きんとすわっせえ、えさつしやい(正座をしてあいさつをしなさい)
ぎゃーけ (佐賀の方言)
風邪。 がばい寒かぎー、ぎゃーけばせんごとしときんしゃい(とても寒いから、風邪をひかないようにしておきなさい)「咳気」。
くずぬく (山口の方言)
しゃがむ。姿勢を低くする。 くずぬいて、探しいや(しゃがんで、探しなさい)
くそへび (岩手の方言)
まむし(蝮)。 このやまあるぐどぎ は[ha]、くそへびさきつけろ(この山を歩く時は、まむしに気を付けなさいよ)