いて (鹿児島の方言)
お湯が熱い。 こん風呂はいとして、いやならんなー(この風呂は熱くて入れないなぁ)「いたか」とも。
いみる (大分の方言)
〈人やものの〉数量が増える。 この頃畑ん草がいみっち、どんこんならん(この頃畑の草が増えて、どうにもならない)
いーぶさかってぃー (沖縄の方言)
言いたい放題。 あれー ちゃー いーぶさかってぃー そーぐとぅ ならんどー(あいつはいつも言いたい放題言うから付き合いきれない)
えなげな(1) (鳥取の方言)
いい加減だ。でたらめだ。 あの男はえなげなもので相手にならんよ(あの男はいい加減だから相手にならないよ)
おーぼ (滋賀の方言)
世間の付き合い。 ちゃんと、おーぼしとかんならんのや(きちんと、付き合いをしておかないと、いけないのだ)
〜がなっ (鹿児島の方言)
〜ことができる。 あいがいとして、すわいがならんがお(足が痛くて座ることができませんよ)しがなっ(することができる)
きさんじ (島根の方言)
【出雲】痛快なこと。【石見】気晴らし。 やっぱし、しょーぶは勝たんときさんじにならん(やっぱり、勝負はかたないと面白くない)「かゆいところを搔いてもらう快感」の意もあるらしい。
きなしぼ (京都の方言)
やる気のない人。 あの人はきなしぼやさかい、あてにならん(あの人はやる気がない人だからあてにならない)
〜けにならん (高知の方言)
都合で〜できない。 忙しーき飲みよりけにならん(忙しいので飲んでいられない)連用形に続く。「行っけにならん」は都合でいけない意。
されく・さろく (熊本の方言)
歩き回る。 あん子はまだひとつにもならんて、もーされきまわりよる(あの子はまだ一歳にもならないのに、もう歩き回っているよ)