あなれ (新潟の方言)
霰。 あなれが降ってきた(霰が降ってきた)
ぎっとー (愛知の方言)
融通の利かない様。 ぎっとーなやつだもんだい、相手になれん(融通の利かない人だから、相手にできない)
〜こされ (三重の方言)
〜こそ。 おやなりゃこされゆーのやさ(親なればこそ言うんだわよ)「こそあれ」のつづまった強意の助詞。
〜なれる (岐阜の方言)
〜なさる。 何を書きなれるな(何を書かれますか)最上級の敬意。やや丁寧は「何書くな何を書きますか」。
びーびー (島根の方言)
魚をいう幼児語。 びーびーくわにゃ、おーきならんぞ(魚を食べなければ、大きくなれないよ)出雲では「たいたい」。
みらずに (岐阜の方言)
見ないで。見ずに。 あのじん何にもみらずにはなしなれるが、なんたらすこびんたのえー人ずら(あの人は何も見ずに話をされるが何と頭の良い人だろう)
むんなれー (沖縄の方言)
世の慣習を学ぶこと。 ありがみーんかい んじゃーに むんなれー しぇー(あの人のところへ行っていろいろ学んできなさい)「もの習い」に対応する語。
めじょけね (山形の方言)
かわいそうだ。 このめ、じーさん死んだばっかりなさ、まだばーさんがらも死なえでめじょけねのー(この前爺さんが死んだばっかりなのに、また婆さんにも死なれてかわいそうだねえ)
もしかあんにゃ (新潟の方言)
次男。 おらおじらろも、もしかあんにゃら(俺は弟だけど次男だ)「もしかしたらアンニャ(嫡子)になれる可能性がある」の意。