さばくっ (佐賀の方言)
仕事が捗る。 仕事ばあんのすっぽにたのーじみたばってんが、ちーにさばけん(仕事をあの怠け者に頼んでみたけれど、ちっとも捗らない)
さんしのみっつ (山口の方言)
いちにのさん。 さんしのみっつで走るそ(いちにのさんで走るよ)「せーのでみっつ」とも。長門では「さんのーがーはい」。
ざんざかばき (滋賀の方言)
普段履き。 上品なもんでのーて、ただのざんざかばきのほーや(上品な物でなくて、ただの普段履きの方だ)
したっけ (北海道の方言)
そうしたら。 きのー町いったさ。したっけ友達にあったんだ(昨日町に行ったさ。そうしたら友達に出会ったよ)
しなべる (静岡の方言)
片づける。 ものおきーしなべるのーてんだってくりょー(物置を片づけるのを手伝ってくれ)
しんぜる (群馬の方言)
神仏にお供えする。 毎朝仏さんにご飯しんぜるんはおばーさんだいのー(毎朝仏様にご飯をお供えするのはおばあさんですよ)
じょんならん (香川の方言)
どうにもならない。 おまいとこの息子はじょんならんやっちゃのー(君んちの息子はどうにもならない奴だなあ)
じりー (大分の方言)
道などがぬかって歩きにくい。 雨が降った後は道がじりーじ、歩みにきーのー(雨が降った後は道がぬかって歩きにくいなあ)
ずくたれ (岐阜の方言)
怠け者。 あいつはずくたれじゃのー(あいつは怠け者だね)「ずくたれた」は「だらしのない」、「ずくでなし」は「ろくでなし」のこと。
ずつねー (大分の方言)
苦しい、情けない。 仕事が思うようにいかん。ずつねーのー(仕事が思うようにいかない。苦しいなあ)「術なし」の転。