き‐こうぞう【木構造】
グラフ理論における、データ構造による分類の一。ある要素(親ノード)を起点とし、複数の要素(子ノード)に枝分かれして樹木のように広がっていく構造。親に対して子が1対多の階層構造をなし、末端の子ノー...
ノート‐パソコン
《notebook personal computerから》パソコン本体にキーボード、液晶ディスプレーが一体となったノートの形状をしたパソコン。大きさはA4サイズ程度、重量は3キロ程度のものが一...
ノーベル‐しょう【ノーベル賞】
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与さ...
ノーリッジ【Norwich】
英国イングランド東部、ノーフォーク州の都市。同州の州都。ウェンサム川に沿う。中世から産業革命期まで毛織物業で栄えた。11世紀のノーリッジ大聖堂やノーリッジ城のほか、チューダー朝時代の建物が数多く...
ゼロスピンドル‐ノート
《0-spindle notebook PCから》外部記憶装置としてハードディスクや光学ドライブではなく、NAND型フラッシュメモリーを用いたSSDなどを搭載するノートパソコン。小型軽量化が容易...
間
1〔二つの物・場所にはさまれた部分〕between間にテニスコートのある二つの建物two buildings with a tennis court 「in between [between t...
厚手
厚手の thick;〔どっしりした〕heavy厚手のノートa thick notebook厚手の紙thick paper/a heavy grade of paper厚手のセーターa heavy...
あつでの【厚手の】
thick;〔どっしりした〕heavy厚手のノートa thick notebook厚手の紙thick paper/a heavy grade of paper厚手のセーターa heavy [b...
一斉
一斉に 〔いっしょに〕all together;〔一体となって〕all in one body;〔同時に〕at once, simultaneously;〔異口同音に〕in unison, wi...
いっせいに【一斉に】
〔いっしょに〕all together;〔一体となって〕all in one body;〔同時に〕at once, simultaneously;〔異口同音に〕in unison, with ...
ノート
[共通する意味] ★物を書くため、紙を綴じ合わせて一冊にしたもの。[英] a notebook[使い方]〔ノート〕スル▽講義内容をノートする▽ノートをとる▽講義ノート〔手帳〕▽手帳にメモする▽生...
ちょうめん【帳面】
[共通する意味] ★物を書くため、紙を綴じ合わせて一冊にしたもの。[英] a notebook[使い方]〔ノート〕スル▽講義内容をノートする▽ノートをとる▽講義ノート〔手帳〕▽手帳にメモする▽生...
てちょう【手帳】
[共通する意味] ★物を書くため、紙を綴じ合わせて一冊にしたもの。[英] a notebook[使い方]〔ノート〕スル▽講義内容をノートする▽ノートをとる▽講義ノート〔手帳〕▽手帳にメモする▽生...
ぎちぎち
[共通する意味] ★いっぱいに入っていてゆとりがないさまを表わす語。[英] fully[使い方]〔ぎっしり〕(副)▽小さな家がぎっしりと建っている▽本箱に本がぎっしりと並んでいる〔ぎっちり〕(副...
ぎゅうぎゅう
[共通する意味] ★いっぱいに入っていてゆとりがないさまを表わす語。[英] fully[使い方]〔ぎっしり〕(副)▽小さな家がぎっしりと建っている▽本箱に本がぎっしりと並んでいる〔ぎっちり〕(副...
アインシュタイン【Albert Einstein】
[1879〜1955]理論物理学者。ユダヤ系ドイツ人。光量子説・ブラウン運動・特殊相対性理論・一般相対性理論を発表。1921年、ノーベル物理学賞を受賞。1933年にナチスに追われて渡米。マンハッ...
アウン‐サン‐スー‐チー【Aung San Suu Kyi】
[1945〜 ]アウン=サンの長女。ミャンマーの民主化運動指導者。もと、国民民主連盟(NLD)総書記長。軍事政権により、1989年から2010年まで、断続的に自宅軟禁下に置かれた。1991年ノー...
あかさき‐いさむ【赤崎勇】
[1929〜2021]工学者。鹿児島の生まれ。青色発光ダイオードに必要な、窒化(ちっか)ガリウムの結晶化技術を世界で初めて開発した。平成23年(2011)文化勲章受章。平成26年(2014)、天...
アストゥリアス【Miguel Ángel Asturias】
[1899〜1974]グアテマラの小説家。1967年、ノーベル文学賞受賞。作「緑の法王」「グアテマラの週末」など。
アストン【Francis William Aston】
[1877〜1945]英国の物理学者・化学者。同位元素の発見者。質量分析器を発明。1922年、ノーベル化学賞を受賞。
胃の構造とはたらき
胃は袋状の臓器で、長さは成人で約25㎝。からだの中心よりやや左よりの、左上腹部からへその間に位置しています。 胃の容積は、空腹時には50ml以下ですが、食後には1.5l、詰め込めば2lにもなります。口腔から肛門まで連なる消化管のなかで、もっとも大きな容積をもつ臓器が胃です。 胃は食道から送られてきた食べ物を消化しながら、小腸の受け入れを待ちます。そして、少しずつゆっくりと、粥状になった食べ物を小腸の最初の部分である十二指腸へ送り出します。このように、食べ物を一時的に蓄えること、胃液(塩酸とペプシン)によって、たんぱく質を分解することが胃の二大機能です。 食べ物が胃を通過するのに要する時間は、液体ならば数分以内、固形物では1~2時間程度です。しかし、脂肪を多く含む脂っこい食べ物は、3~4時間ほど胃にとどまります。 食道とつながる胃の入り口部分を「噴門」、胃の天井に当たる部分を「胃底」、胃の大部分を占める中央部を「胃体」、そして十二指腸とつながる胃の出口部分を「幽門」と呼びます。 幽門は括約筋という筋肉でできています。括約筋は輪状の筋肉で、胃の出口を閉じたり開いたりすることによって、胃の内容物の貯留・排出を調節しています。「括る」という文字にあるように、バルブのような役割をもつ筋肉といってもよいでしょう。 幽門は、食べ物が中性か弱酸性ならば開きますが、強い酸性の場合は、十二指腸の内壁が酸でただれないよう、反射的に閉じるようになっています。 胃液は、胃の内側を覆う粘膜の「胃腺」から分泌されます。胃腺には、①「塩酸」を分泌する「壁細胞」、②「ペプシノーゲン」「胃リパーゼ」を分泌する「主細胞」、③胃壁を守る「粘液」を分泌する「副細胞」の3つの細胞があります。胃底部や胃体部の胃腺からは塩酸やペプシノーゲンが多めに分泌され、噴門と幽門の胃腺からは粘液が多めに分泌されます。 塩酸、ペプシノーゲン、粘液が合わさって胃液となりますが、塩酸には食べ物を殺菌して、腐敗・発酵を防ぐはたらきがあります。 ペプシノーゲンは、たんぱく質を分解する強力な消化酵素「ペプシン」の前駆物質です。 ペプシノーゲンは、壁細胞が分泌する塩酸に活性化されて、ペプシンに変化して初めて機能します。副細胞が分泌する粘液は、塩酸で胃壁がただれないよう防御する役割を果たします。
血液(血球)のプロフィール
血液は赤血球、白血球、リンパ球、血小板を含めた有形成分(細胞)が40~45%、液体成分の血漿が55~60%で構成されています。有形成分は、ほとんどが赤血球であり、白血球やリンパ球、血小板は1%程度しか含まれていません。 血液は心臓から血管を流れて、からだのすみずみまで酸素と栄養を運び、二酸化炭素や老廃物を回収して、再び心臓へ戻ってきます。 また、血液は体内に侵入してきたウイルスや細菌を白血球で撃退したり(免疫構造)、血管壁が破損したときに凝固して破損個所を修復したりします。さらには、各器官のはたらきを調整するための"情報伝達"の役目も担っています。 血液成分の約半分を占める赤血球は、直径6~9μm(1μm=1000分の1mm)。中央がへこんだ円盤状の細胞です。 その名のとおり赤色で、核をもたず柔軟性に富み、簡単に変形可能なため、毛細血管の薄い壁を通過できます。 からだ全体の血液中には、20~25兆個もの赤血球が存在し、酸素を運び、二酸化炭素を回収する工程を繰り返しています。主成分はヘモグロビンという鉄を含む色素です。 赤血球は約4カ月で寿命を迎え、時期がくると肝臓や脾臓で破壊されますが、ヘモグロビンは胆汁の成分、ビリルビンとして再利用されます。 白血球は無色で細胞内に核をもっています。 白血球には「顆粒球」「リンパ球」「単球」の3つの種類があります。1m3に6000個程度存在し、血流にのり全身を巡ります。 顆粒球は、好塩基球、好中球、好酸球に分かれ、それぞれが殺菌物質を放出します。 リンパ球にはヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞があり、B細胞は体内に侵入した病原体を攻撃する抗体をつくります。 単球は不要になった細胞を取り込み、マクロファージとなって破壊するなど、外敵の侵入を感知し、攻撃します。 血小板は核のない細胞で、骨髄のなかにある細胞、巨核球の一部がちぎれた断片からできています。通常は円形をしていますが、活動するときには突起を出して形を変化させます。 血小板は損傷部分から血液の流出(出血)があると損傷部位に集まり、一時的に傷口をふさぎます。 その後、血液中のたんぱく質である"フィブリノーゲン"が糸状のフィブリンに変化し、そこに赤血球や白血球がからみついて、血液のかたまりをつくります。さらに血漿のなかにある凝固因子に働きかけて止血します。 血漿は、淡黄色をした血液の液体成分です。約9割が水分であり、そのほかは血液の浸透圧(水分)を調整するアルブミン、外敵を攻撃するグロブリン、血液凝固を助けるフィブリノーゲンなどのたんぱく質、ブドウ糖、アミノ酸、脂肪、塩化ナトリウム、イオンなどで構成されています。 主に、水分、塩分、無機質などの栄養やホルモンを溶かし込み、必要な場所まで運んで栄養として与え、そこから老廃物を引き取るはたらきをします。
免疫機能不全による病気(膠原病、全身性エリテマトーデス)
膠原病とは全身の関節、血管、内臓など、広範囲に障害をおこす病気です。 血液中の抗体が、正常にはたらかず、自分の細胞に反応するなど異常な振るまいで自らの組織を攻撃し、発病すると考えられています。 発熱、倦怠感、関節痛や、手足の動脈に血流が不足して、冷感や皮膚の色が変化するレイノー現象などを伴います。 病状は慢性化し、一進一退を続けながら、重症の場合は死に至ることもあります。現在でも正確な原因の解明はされておらず、治療法などもみつけられていない難病です。 膠原病の一種として考えられている病気です。全身の臓器に原因不明の炎症がおこり、その独特の形から蝶形紅斑と呼ばれる頬から鼻にかけての紅斑や、全身にじんましん、紫斑、皮膚腫瘍などが現れます。 発生頻度は圧倒的に女性に多く、男女比は1:10程度。日本には約5~7万人くらいの患者がいます。また若年層に頻発し、20歳~30歳代の出産可能な若い年代での発症が多いことから、女性ホルモンとのかかわりがあると考えられています。 発症の原因はウイルス感染のほか、日光に当たること、外科手術、妊娠、ストレスなどです。