つんのむ (長崎の方言)
連れ立っていく。 今度の旅行には、みんなつんぬじ行きまっしょでー(今度の旅行には、皆連れ立っていきましょうよ)「つんのーで」「つんのーて」とも。式見では「つんぬじ」。
てにゃわん (宮崎の方言)
始末におえない。 てにゃわんしごつよのー(始末におえない仕事だね)
てんくら (山口の方言)
仕事もなく信用ができない人。うそ。 あのひたーてんくらじゃー(あの人は信用できない人だ)「てんくらだめじゃのー全くだめだな」という表現もある。
でいえ (広島の方言)
分家。分かれ。別家。 でいえゃー、盆暮れに、本家へ、きゅー、使うのー(分家は本家へ盆と暮れに歳暮で気を使うねぇ)
でんきな (山口の方言)
意地っ張り。頑固。 あの人はでんきなけーのー(あの人は頑固だからね)「でんきさく」「でんきぼーず」頑固者、「でんきはる意地を張る・わがままをとおす」という表現もある。
とつけむなか (福岡の方言)
とんでもない。 とつけむのー、たけーばな(とんでもなく高価なのよ)東部では「とつけもない」。
にぎり (広島の方言)
けち。物惜しみをする人。 地震の寄付金じゃのゆーても、出しゃーへん、にぎりじゃけーのー(地震の寄付金だと説明しても出しはしない、吝嗇だからね)
にごじゅー (大分の方言)
お手上げ。降参。敗北。 きのーん運動会のリレーは、白は赤ににごじゅーじゃった(きのうの運動会のリレーは、白組は赤組に完敗だった)
ぬくとい (岐阜の方言)
暖かい。 きんのーはぬくとかったけど、きょーはさぶいなー(昨日は暖かかったけれど、今日は寒いね)
ぬまこい (兵庫の方言)
しまりがない。 あいつのすっことぬまこいのー(あいつのすることはしまりがないね)