のきぶとり (大分の方言)
立ち退きの補償金で裕福になること。 あっこは県道ん拡幅じ、のきぶとりじゃ。いーのー(あの家は県道の拡幅工事で補償金がどっさり入った。いいなあ)
のすける (広島の方言)
手渡す。近寄せる。 手がたわんけー、こっちーきて、のすけてくれんかいのー(手が届かないから、こちらへ来て、手渡してくれないかね)
のま (岐阜の方言)
雪崩。 こんだけぬくとーなると、のまおきるのー(これだけ暖かくなると、なだれが発生するね)
のー (高知の方言)
都合。具合い。調子。 このズボンははいちょったらのーがえーがやき(このズボンをはいていると調子がいいから)
のーがわるい (高知の方言)
具合が悪い。 あの人から言われたらしょーのーがわるいぜよ(あの人から言われると実に具合いが悪いよ)
のーたくれる (広島の方言)
怠ける。ずるける。横着をする。 朝からのーたくれて酒のんどる(朝から怠けて酒を飲んでいる)
のーなる (滋賀の方言)
無くなる。 のーなったんは、ちっこいほーのビー玉やった(無くなったのは、小さい方のビー玉だった)
のーなる (岡山の方言)
無くなる。亡くなる。 みな、のーなってしもーたわ(すべて、なくなってしまったよ)
のーぶぞか (佐賀の方言)
横着な。 あぎゃんのーぶぞかばばしゃんなおらっさんちゃー(あんなに横着なばあさんはおられないよ)
〜のーら (和歌山の方言)
〜なあ。 なんど、うまーもんくいたいのーら(何か、おいしいものを食べたいなあ)