ひして (栃木の方言)
終日。一日中。朝から晩まで。 隣りのおばーさんは、ひしておぎにあすびにやってくる(隣りのばあさんは、一日置きに遊びに来る)
ひずがねえ (岐阜の方言)
元気がない。 ひずがねえ顔しちょるが、どっか悪いことねーか(元気のない顔をしているが、どこか悪いことないか)
ひずるい (愛知の方言)
眩しい。 きょーはひずるいなん(今日は眩しいね)東三河では「ひずるしー」、尾張では「ひどるい」「ひどろい」。
ひだりっぽい (神奈川の方言)
まぶしい。 おひさま、ひだりっぽいなー(太陽が、まぶしいなあ)
ひだるい (徳島の方言)
空腹だ。ひもじい。 ひだるーて仕事にならん(空腹で仕事にならない)上郡では「ふだるい」。
ひだるか (佐賀の方言)
ひもじい。 はよーさばけてかえらんば、こどんがひだるしゃしよっ(早く仕事を終えて帰らないと子どもがひもじがっている)
ひだるか (熊本の方言)
ひもじい。空腹だ。 きょーは朝くとらんけんひだるか(今日は朝ご飯を食べていないからひもじい)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひっこみがはいる (三重の方言)
物を飲み込み損ねて咳き込む。 としよるとよーひっこみがはいんねや(歳寄るとよくひっこみがはいるんだ)いわゆる誤(ご)嚥(えん)のこと。
ひったてる (千葉の方言)
持ち上げる。 一人で持てねーからひったててくれ(一人で持てないから持ち上げてくれ)