ひあわい 【庇合わい】 (東京の方言)
くっついている家と家との間のせまい通路。 ひあわいの風が涼しいねーなまって、「ヒヤワイ」とも。
ひかり (大分の方言)
出し合い会飲。 今度ん飲み会やーひかろうかやー(今度の酒盛りはひかりでやろうかねえ)公平な割り勘とは違う、一種の傾斜配分。動詞は「ひかる」。
ひきずり (愛知の方言)
すき焼き。 きょーはひきずりにしよめぁーか(今日はすき焼きにしようか)
ひってー (神奈川の方言)
まぶしい。 お日さま、じかに見りゃーよー、ひグってーに、きまってらー(太陽を直接に見ればな、まぶしいに決まっているよ)
ひけしか (長崎の方言)
臆病だ。 うちの子はひけしかと(うちの子は臆病なの)
〜ひこ (鹿児島の方言)
〜だけ。 こんいおは、いっぴっ、どひこじゃひな(この魚は一匹いくらですか)よかひこもっいっきゃんせ(好きなだけ持って行きなさい)
ひこずる(1) (徳島の方言)
引きずる。 若い子がズボンのすそひこずって歩っきょるんは妙ななあ(若い子がズボンの裾を引きずって歩いているのは変な感じだなあ)
ひこずる(2) (徳島の方言)
散らかす。 この部屋はえらいひこずっとんな(この部屋はかなり散らかっているね)
ひこつい(1) (愛知の方言)
趣がある。 その着物ひこつぃーねー(その着物は趣があるね)
ひこつい(2) (愛知の方言)
理屈っぽい。 子どものくせにひこついなー(子どものくせに理屈っぽいね)