どさんこ 【道産子】 (北海道の方言)
道産馬。 どさんこはちっちゃいけど力つおくてよくはたらく(道産子は小さいけど力が強くてよく働く)北海道生まれの人を指すこともある。
はらくっち (福島の方言)
満腹だ。 いっぺ食ったがら、はらくっちぐなった(いっぱい食べたから、満腹になった)「はらーくっちゃい」とも。
ひどい (石川の方言)
つらい。苦しい。 あんたの食べ方、見とったら、ひどーなってきた(お前の食べ方を見ていたら、つらくなってきた)
ひぼえ (宮城の方言)
焰。火の粉。 あら、あっつのひぼえみさえ。かずでがすぺ(あれ、向こうの火の粉を見なさい。おそらく火事でしょう)
ひらくち (大分の方言)
〈改まった言い方でなく〉ふだんのもの言い。 あんしはひらくちじ話すきー話がゆーわかる(あの人はふだんの平易な話し方をするから話がよくわかる)同じ語形で「マムシ」の意もある。
ふとか (福岡の方言)
大きい。太い。背が高い。 ナゴー ミランヤッタラ ニーチャンナ フトーナッタナ(しばらく会わなかったらお兄ちゃんは大きくなったね)
ほきる (栃木の方言)
〈草木が〉伸びる。生い茂る。成長する。 しばらく草刈りしなかったら、せったけぐれーほきちゃった(しばらく草刈りしなかったら、背丈ほど伸びてしまった)
みゃーらくもん (富山の方言)
道楽者。 ありゃ、ほんまにみゃーらくもんで(あいつは本当に道楽者で)
むずら (岩手の方言)
一緒に。ごと。 みがん は[ha]、かわむずらくったほ、からださいーずーよ(蜜柑は、皮ごと食べた方が体にいいそうだよ)
もやもやしー (千葉の方言)
もったいない。 もやもやしーからくっちまえ(もったいないから食べてしまえ)