おとんぼ (奈良の方言)
末っ子。 隣のおとんぼ、嫁さんもらわはるらしいで(隣の末っ子、嫁さんをもらうらしいよ)男女を問わず、末っ子のこと。
かりこぼ(ーず) (宮崎の方言)
山の妖精、妖怪。 かりこぼーずが、おるげな(山の妖怪がいるらしい)
きさんじ (島根の方言)
【出雲】痛快なこと。【石見】気晴らし。 やっぱし、しょーぶは勝たんときさんじにならん(やっぱり、勝負はかたないと面白くない)「かゆいところを搔いてもらう快感」の意もあるらしい。
きさんじー (愛知の方言)
すばらしい。 大事にしとねたもんだい、この菊きさんじーのん(大事に育てたから、この菊はすばらしいね)
きばる (和歌山の方言)
許す。 そのごうら、命とんのきばったらしい(その河童は命を取ることを許してくれたらしい)
ぐらしー (宮崎の方言)
かわいそう。 あんこはぐらしー、くもんがねげな(あの子はかわいそうに、食べる物がないらしい)
けり (青森の方言)
靴。 あだらしいけり買って貰った(新しい靴を買って貰った)「長靴」は「ながけり」と言う。
げな (宮崎の方言)
〜そうだ。 げなげなばなしはうそじゃげな(〜らしいよって話は、噓だということだ)
ごんぼほる (青森の方言)
だだをこねる。 けんどの真中でごんぼほるわらしいだ(道路の真中でだだをこねる子どもがいる)
しょーらしい(1) (香川の方言)
おとなしい。 しょーらしい子や、くるくるあそんどる(おとなしい子で、よく遊ぶ)