けんちょいき 【県庁行き】 (大分の方言)
よそ行きの上等の服。一張羅。 あんた、けんちょいき着ち、どきー行きよるかえ(あなた、そんないい服装をして、どこに行こうとしているの?)
こんきー (静岡の方言)
疲れた。苦しい。 ちゃっととんできたでこんきーら(急いで走ってきたから息が苦しいでしょう)
こんきー (愛知の方言)
疲れる。 荷物をよけ持ちすぎてこんきーな(荷物をたくさん持ちすぎて疲れるね)
ごてーしん (大分の方言)
不精者。 あいつは、ごてーしんじゃーきーのー(あいつは不精者だからなあ)「五体惜しみ」あるいは「五体死に」の転か。
しなべる (静岡の方言)
片づける。 ものおきーしなべるのーてんだってくりょー(物置を片づけるのを手伝ってくれ)
じりー (大分の方言)
道などがぬかって歩きにくい。 雨が降った後は道がじりーじ、歩みにきーのー(雨が降った後は道がぬかって歩きにくいなあ)
じーけ (山梨の方言)
じゃんけん。 どっちがさきーするかじーけで決めるじゃん、じーけっぴ(どちらが先にするかじゃんけんで決めよう、じゃんけんぽん)
ずりきー (大分の方言)
ずるい。 あーっ、じゃんけんの後出しはずりきーでー(あっ、じゃんけんの後出しはずるいよー)「ずるい」よりも強い語感。他に、「こしきー」(狡い)「おーちゃきー」も同様。(横着だ)
せき(1) (群馬の方言)
席。場所。 子どもの遊ぶせきー作ってやるべー(子どもが遊ぶ場所を作ってやろう)
そんきー (佐賀の方言)
切り杭。 そんきーばついにーたばい。ぎりーっとしたさい(切り杭を踏んでしまったよ。ずきんとしたよ)