さどい (徳島の方言)
機敏な。機転が利く。 この子は何してもさどいなあ(この子は何をしても機敏だなあ)「さどこい」とも。
さらさらえぼ (宮城の方言)
鳥肌。 下見だら、おかなくてさらさらえぼたった(下を見たら、恐ろしくて鳥肌が立った)関連して「さらさらする」で「寒気がする」意。「さらえぼ」「ささらえぼ」とも。
さんこにする (兵庫の方言)
散らかす。 部屋、あんまりさんこにしたらあかんでー(部屋をあまり散らかしては駄目だよ)
さんよ(ー) (兵庫の方言)
予定。計算。 どないしてもさんよーがあわへんねん(どうしても計算が合わないんだよ)「さんにょう」とも。
ざまくな(2) (島根の方言)
見苦しい。 ざまくなふーで、でかけちょー(見苦しい格好で外出している)
しくた (三重の方言)
出来損ない。 しくたみたいなはながあがっとったが(出来損ないのような花がお墓にあがっていたわよ)雨の降ったりやんだりを「しくたびより」という。また、一人前でない人を指して「ひとりだけしくたがおるなー」…
しける (香川の方言)
人見知り。 まだ、しけていかんなー(まだ、人見知りをして困る)
ししび (愛知の方言)
濡れた物を広げ干して水気を取ること。 この服濡れとるで、ししびせよか(この服は濡れているから、〈広げ干して〉水気を取ろうか)
したっけね (北海道の方言)
それではまたね。バイバイ。 あしたの約束忘れるんでないよ。したっけね(明日の約束を忘れるなよ。バイバイ)若い人が挨拶語として使う。
〜して (三重の方言)
〜よ〈文末詞〉。 せんどたことられてー。かなんして(たびたび高く買わされて。閉口よ)「そやてーそうなんだよ」とも。