おっける (栃木の方言)
倒れる。転ぶ。 台風で物置小屋がふっとんじゃーし、おっきな木もおっけされ、てーへんなこどんなっちゃった(台風で物置小屋が吹き飛ばされ、大きな木も倒され、大変なことになってしまった)
おどける (愛知の方言)
驚く。 ゆーべはひでーかぜがふいておどけたのん(夕べはひどい風が吹いて驚いたね)
かじふち (沖縄の方言)
暴風。 かじふちや っんじららん(台風のときは出られない)「風吹き」に対応する語。「台風」に対応する「てーふ」ということばもあるが、比較的新しい。
かじょーさん (沖縄の方言)
風が強い状態。 ちゅーや かじょーさっさー(今日は風が強いね)心地よい風より強く、かといって台風ほど強い状態でもない風の吹き方。
じぶき (北海道の方言)
地吹雪。 ひっといじぶきで顔まで雪まみれだ(ひどい地吹雪で顔まで雪まみれだ)積雪が強風により吹雪のようになる。
ひょーぐる (群馬の方言)
〈水などが〉勢いよく噴き出す。 ホースから水がひょーぐっておーごとしたよ(ホースから水が吹き出して大変だったよ)
ふぎどり (秋田の方言)
吹雪で行き倒れになる。 おがふで、うだでじゃなー。こえなば、ふぎどりあうじゃー(ひどく吹雪いていやだな。これでは、吹雪で行き倒れになるよ)「吹雪倒れ」から。
みーにし (沖縄の方言)
秋から初冬頃にかけて吹く北風。沖縄の冬の訪れを告げる。 みーにしぬ ふちゅん(冬を告げる北風が吹く)