あずる (岡山の方言)
もがく。動き回る。 あずるばーしょーたら風邪引くが(動いて布団から出てばかりいたら風邪を引くよ)
あんじだす (宮城の方言)
思い出す。 さぇふ、どごさほろったがおぢづいであんじだしてみさえ(財布をどこに落としたのか落ち着いて思い出してごらんなさい)
いらちか (福井の方言)
布を巻いたゴム紐。 パンツのいらちか伸びてもて、よーよわった(パンツのゴム紐が伸びてしまって、大変困った)
うそうそ (福井の方言)
服や布、顔などがうす汚れた状態。 うそうその顔して、顔あろてえんのやろ(うす汚れた顔をして、顔を洗っていなんだろう)
かっちゃま (秋田の方言)
裏返し。さかさま。 服かっちゃまに着てしまった(服を裏返しに着てしまった)その座布団のおもできたねぁんて、かっちゃまに敷げ(その座布団の表は汚いから、ひっくり返して敷け)「かっちゃ」とも。
かんこくさい (兵庫の方言)
紙・布・綿などの焦げたにおいがする。 おい、なんかかんこくさいど。べっちょないか(おい、なんか焦げ臭いにおいがしているよ。大丈夫か)
きょーさめー (鳥取の方言)
不思議な。珍しい。予想外な。 なんぼ探してもぜにぶくろがないなんて、きょーさめーことだ(いくら探しても財布がないなんって、不思議なことだ)
ぐだめぐ (青森の方言)
小言をいう。 財布落どして、かがさぐだめがえだ(財布を落として、妻に小言をいわれた)南部では「ごもめぐ」。
ごもめぐ (青森の方言)
小言をいう。文句をいう。 財布落どして、かがさごもめがえだ(財布を落として、妻に小言をいわれた)津軽では「ぐだめぐ」。
だらっこ (青森の方言)
硬貨。小銭。 財布の中、だらっこばりさなった(財布の中が硬貨だけになった)