ごしゃぐ (山形の方言)
〜る。怒る。 しゅぐだいけろっとわすって、しぇんしぇがらごしゃがえだ(宿題をすっかり忘れて先生に〜られた)庄内では「ごげる」。
ごせーやける (栃木の方言)
腹が立つ。怒る。 人のざんぞーしかいえねーやつにはごせーやけてしゃーね(人の悪口しか言えないやつには腹が立ってしょうがない)
ごーがわく (鳥取の方言)
怒る。立腹する。 人をそがいにだらにすりゃー、ごーがわくけー(人をそんな に馬鹿にすれば腹を立てるから)
じなる (栃木の方言)
怒鳴る。 水わすらをしていると、きもんがくさるといって、とーちゃんがじなった(水をいたずらしていると、着物が濡れるといって、お父さんが怒鳴った)
ちんぶりかく (静岡の方言)
ふくれっ面をする。すねる。 ちーとばか怒られたぐりゃーでちんぶりかくじゃねー(少しばかり怒られたぐらいでふくれっ面するんではない)
てがう (高知の方言)
からかう。 おこらいちゃおーとおもーて、てごーちゃった(怒らせてやろうと思ってからかってやった)
はぶてる (広島の方言)
腹を立てる。怒る。 そがーなことで、はぶてちゃーみっともなー(そんなことで、腹を立ててはみっともない)
はらかく (福岡の方言)
腹を立てる。 そげん、はらかかんでもよかろーもん(そんなに怒らなくてもいいでしょう)
ぶすぐれる (福島の方言)
ふくれっ面をする。 おごらっちゃがらって、いづまでもぶすぐっちぇんな(怒られたからって、いつまでもふくれっ面をしているな)
へんかす (青森の方言)
叩く。 親父さ怒らえで、わっつどへんかさえだ(親父に怒られて、思いっきり叩かれた)