いじ(2) (沖縄の方言)
怒り。 〈諺〉いじぬ っんじらー てぃー ひち てぃーぬ っんじらー いじ ひけー(怒りが出たら手を引き、手が出たら怒りを引け)
いじやく (長野の方言)
じれて怒る。 まあず、いじやいて、いじやいて、こまった(まったく、じれて怒って、困った)
いぼつる (長野の方言)
怒る。 そんねにいぼつって、どうしたや(そんなに怒って、どうしたんだ)
いぼむし (新潟の方言)
かまきり。 いぼむしがいる(かまきりが居る)「いぼ」は「いぼる怒る」から。
えじやげる (茨城の方言)
怒りがこみあげる。腹が立つ。 あえづのごどかんガえっと、えじやげでしゃーねー(あいつのことを考えると腹が立ってしょうがない)
おっつぁれる (群馬の方言)
怒られる。〜られる。 わりーことして、おやじにおっつぁれた(悪いことして親父に〜られた)
きまぐ (青森の方言)
腹を立てる。怒る。 そうきまぐもんでねぞ(そんなに腹を立てるもんじゃないぞ)南部では「きもやぐ」。
きもやぐ (青森の方言)
腹を立てる。怒る。 そうきもやぐもんでねぞ(そんなに腹を立てるもんじゃないぞ)津軽では「きまぐ」。
くじをくる (山口の方言)
る。むずかる。 おーくじくられたっちゃ(ひどく怒られた)周防では「くじょーくる」「くじゅーくる」とも。
ごしゃぐ (秋田の方言)
怒る。 わりごどしたんて、おどにごしゃがれだ(悪いことをしたのでお父さんに怒られた)