だいやみ・だいやめ (宮崎の方言)
晩酌。 しごっがおわったら、だいやみがたのしんじゃ(仕事が終わったら晩酌が楽しみだ)
だいやめ (鹿児島の方言)
晩酌。 やどんしゃ、めばんだいやめをしもすとお(主人は毎晩晩酌をしますのよ)「だれ疲れやめ止め」の意。
とこぎり (奈良の方言)
徹底的に。十分に。 長い道中帰ってきてんさかいに今晩はとこぎり食べてや(長い道中帰ってきたんだから今夜は十分に食べてね)
としや (新潟の方言)
大晦日の晩。徐夜。 としやにはあじをくー(大晦日の晩には塩鮭を食べる)
ねんじん (埼玉の方言)
人参。 ゆんべはねんじんとでーこんの煮物だった(昨晩は人参と大根の煮物だった)
はばぎぬ (岩手の方言)
旅行したり、遠い神社仏閣の参詣を終えたりして帰った時の慰労の宴。 こんにゃ、はばぎぬギしてやるがらな(今晩は、慰労の宴会を開いて上げるからね)
ひして (栃木の方言)
終日。一日中。朝から晩まで。 隣りのおばーさんは、ひしておぎにあすびにやってくる(隣りのばあさんは、一日置きに遊びに来る)
びったれおどし (福岡の方言)
初秋の冷気。 びったれおどしがくる(晩夏・初秋のころの冷気が来て初冬のしたくを急がせる)「びったれ」は「無精な女」の意。
ままざめぁ (秋田の方言)
食事の支度。炊事。 ばんげなったんて、ままざめぁ、さねぁばねぁな(晩になったので、食事の支度をしなければならないな)
やおいかん (熊本の方言)
簡単ではない。 朝から晩までたちっぱなしもやおいかんばい(朝から晩まで立ったままというのも、生易しいものではない)