けぁーっちょ (茨城の方言)
逆。裏返し。 ふぐ、けぁーっちょにきてるわ(服を裏反しに着ているよ)
けんちょいき 【県庁行き】 (大分の方言)
よそ行きの上等の服。一張羅。 あんた、けんちょいき着ち、どきー行きよるかえ(あなた、そんないい服装をして、どこに行こうとしているの?)
こーとーか (熊本の方言)
〈性格・着衣が〉上品だ。 あんひとんきとらす服はこーとーか(あの人が着ている服は上品だ)
さかしんめ (宮崎の方言)
逆さま。 また、さかしんめきちょいがー!(また、逆さまに服を着てるよ!)
ししび (愛知の方言)
濡れた物を広げ干して水気を取ること。 この服濡れとるで、ししびせよか(この服は濡れているから、〈広げ干して〉水気を取ろうか)
しりうち (徳島の方言)
泥はね。 じるたんぼで歩いてきたけん、ようけしりうちしとるわ(道のぬかるんでいるところを歩いてきたからたくさん服に泥がはねているわ)
すてぎもねー (茨城の方言)
この上ない。すばらしい。 すてぎもなぐえーふぐきてんねー(すばらしくいい服を着ているね)
つもい (長野の方言)
服などがきつい。 この靴つもい(この靴、小さくてきつい)太ったらズボンのお腹のところがつもくなった(太ったらズボンのお腹のところがきつくなった)
てれこ (奈良の方言)
反対。逆さ。 おまはんの服、そら、てれこやがな(あなたの服、反対じゃないか)裏表・前後・上下などが逆であること。
とびしゃり (三重の方言)
雨水などのとばしり。飛沫。 いっちょらやのにとらっくのとびしゃりにやられてさ(一張羅の服なのにトラックの水しぶきにやられてさ)