どろおとし (広島の方言)
田植え休み。慰労日。 六月に田植ょー、済まいて一服するんを、どろおとし、ゆうんで(六月に田植えを済ませて一服するのを田植え休みと言うのさ)
どんぶぐ (宮城の方言)
綿入れ。どてら。 風邪引がねよぅどんぶぐきて勉強しさぇ(風邪を引かないようにどんぶぐを着て勉強しなさい)古語「胴服」から。袖なしの綿入れは「つんぬぎ」と言う。
にかむ (青森の方言)
しわになる。 服ただんでおがねば、にかんでまるや(服を畳んでおかないとしわになってしまうよ)
にーしー (静岡の方言)
新しい。 にーしー服きてったらいいじゃー(新しい服を着ていったらいいではないか)
にーな (広島の方言)
新しい。新奇な。新規な。 にーなふくー、着とってじゃ(新しい服を着ていらっしゃる)
びんだれ (愛媛の方言)
服装などのだらしない人。 ズボンからシャツ出して、びんだれじゃのー(ズボンからシャツを出して、だらしないなあ)原義は「鬢垂れ」。南予では「びったれ」。
ふるしー (新潟の方言)
古い。 ふるしー服はびちゃれ(古い服は捨てろ)
ぶちゃる (山梨の方言)
捨てる。 いらんもんは早くぶちゃってこー(いらないものは早く捨ててきなさい)このふくーぶちゃる(この服を捨てる)
みせー (茨城の方言)
見苦しい。 みグせーふぐきて、あるいでるわ(見苦しい服を着て歩いているよ)
みやましー (長野の方言)
手際がよい。 〈掃除など〉みやましくやりなさい(てきぱきとやりなさい)〈服装や仕草など〉みやましくしなさい(きりっとしなさい)