けあらし (北海道の方言)
水蒸気の大量発生。 あすこだらよぐけあらしにがって難儀するんだ(あすこはよくけあらしで難儀するんだ)海水と空気の温度差による。
〜けりゃー (鹿児島の方言)
〜だったんだ〈終助詞〉。 きょーでじゅーにねんに、なっとったけりゃー(今日で一二年になっていたんだ)古語の「けり」に由来。意外な事実に気づいたときに使う。
こ(っ)さらしー (愛知の方言)
生意気な。 あの子はこっさらしーことゆーよーなったんだわ(あの子は生意気なことを言うようになったんだよ)
こたう(1) (高知の方言)
肉体的・精神的に応える。 あつけがことーてまだよーおきん(暑気あたりが応えてまだ起きられない)らくだいしたががことーちゅー(落第したことが応えている)
こっぺな (福井の方言)
生意気な。 あいつぁこっぺなことばっかゆーてる(あいつは生意気なことばかり言っている)「こっぺくさい」とも。
こっぺのわるか (長崎の方言)
きまりが悪い。 こっぺのわるかことば平気でいーなっとよ(格好の悪いことを平気で言いなさるのよ)
こばす (大分の方言)
気取って言う。 あん人は、いっつもこばす(あの人は、いつも気取ってものを言う)
こわい (岐阜の方言)
恥ずかしい。 しらん人にあうのはこわいも(知らない人に会うのは恥ずかしいよ)「心配な」「嫌な」「面倒な」「気の毒な」「寂しい」などの意でも使われる。
こわくさい (富山の方言)
小生意気だ。 子どものくせにこわくさいことばっかゆー(子どものくせに小生意気なことばかり言う)
こーべる (高知の方言)
気取った態度をする。 テレビにうつっちゅーきこ―べってしゃべりゆー(テレビに写っているから気取って話している)