ごじゃ (徳島の方言)
でたらめ。間違い。 あいつのいーよることはごじゃばっかしじゃ。本気にせられんよ(あいつの言ってることはでたらめばかりだ。本気にしてはいけないよ)
ごじゃっぺ (栃木の方言)
うそ。 そんなごじゃっぺだれが本気にすっか(そのような噓をだれが本気にするものか)
ごんしょ (和歌山の方言)
いらっしゃいよ。 そがいにえんりょしやんすな。うちいごんしょ(そんなに遠慮しないでよ。わが家にいらっしゃいよ)きいつけてにい。はよ、ごんしょ(気をつけてね。はやくもどっていらっしゃいよ)
さかしー (大分の方言)
元気だ。壮健だ。 あんじーちゃんな、もー九〇じゃーけんど、さかしーもんじゃ(あのお爺ちゃんはもう九〇歳だけど壮健だなあ)
さくい (鳥取の方言)
脆(もろ)い。裂けやすい。粘り気がない。 この長芋はまんださくいけー、よー折れるわ(この長芋はまだ粘り気がないから、よく折れるよ)「にゃくい」とも。
さくい (群馬の方言)
如才ない。気さくな。 あそこんちのむすめは、まっさかさくいこだよ(あそこの家の娘は、本当に気さくな子だよ)
さすけね (福島の方言)
大丈夫。気にしなくてよい。 ほのぐれのごどは、さすけね(そのくらいのことは、大丈夫)
さっちょん 【札チョン】 (北海道の方言)
札幌での単身赴任の生活。 さっちょんもあんガいきらくなもんだ(札チョンも案外気楽なものだ)「札幌チョンガー」の略。
さらさらえぼ (宮城の方言)
鳥肌。 下見だら、おかなくてさらさらえぼたった(下を見たら、恐ろしくて鳥肌が立った)関連して「さらさらする」で「寒気がする」意。「さらえぼ」「ささらえぼ」とも。
ざっかけだ (神奈川の方言)
こだわらない。 あのひたーざっかけだーからよー、気にしなくったってえーよー(あの人は物にこだわらないから、気にしなくても平気だよ)