のぶい (山梨の方言)
ずうずうしい。 おやじにまそっくりののぶいぼこどー(父親にそっくりのずうずうしい子だよ)奈良田では「のぶとい」。
はいも (岩手の方言)
里芋。 こどしのはいも、でぎいーでねが(今年の里芋の出来は良さそうではないかな)
はいりょ (徳島の方言)
ください。 先生の話をよーきーて、勉強してはいりょ(先生の話を良く聞いて、勉強して下さい)
ばやっこ (福島の方言)
奪い合い。 ばやっこしねえで仲良く食え(奪い合いしないで仲良く食べろ)「ばえっこ」とも。
ひっちょる (栃木の方言)
背負う。負う。 赤っこをひっちょくって野良仕事に出てった(赤ちゃんを背負って野良仕事に出て行った)
ひどい (徳島の方言)
すごい。えらい。 あんなこまい子が一人で大阪まで行ったんでよ。ひどいなあ(あんなに小さい子が一人で大阪に行ったんだよ。すごいなあ)程度が甚だしい場合に良い意味でも用いられる。
ふだ (宮城の方言)
たくさん。豊富に。 んまぇものふだにあっからながよぐたべさいん(おいしいものがたくさんあるから仲良く食べなさい)
へー (山梨の方言)
もう。 へーぶちゃるだけ、へー飽きただけ(もう捨てるのか、もう飽きたのか)奈良田では「はい」。
ぼっちり (高知の方言)
ちょうど合う。 にろぎをちょっとあぶったがはさけのあてにぼっちり(にろぎをちょっとあぶったのは酒の肴にちょうど良いよ)
まんじ (秋田の方言)
まあ。なんと。 へば、まんじ(じゃあ、また〈別れの挨拶〉)まんじまんじ、えがったごどー(なんとなんと良かったこと)「まんち」とも。会話の端々に挿入される。