えらい (奈良の方言)
たいそう。大変。 えらい火事や、誰ぞみてきい(大変な火事だ、誰か見てこい)「賢い」「苦しい」「つらい」の意も。
えん (福井の方言)
いない。 くろーなったら、誰も公園にえんよんなってもた(暗くなったら、誰も公園にいなくなってしまった)
おがる (和歌山の方言)
叫ぶ。 だれか、おがっちゃーら(誰かが叫んでいるよ)
おたたさん (愛媛の方言)
桶を頭に載せ、魚の行商をする女性。 誰まりにおたたさんの真似が出来るかや(誰も彼もにおたたさんの真似が出来るわけがない)
おめく (長崎の方言)
叫ぶ。 あすこでおめきよっとは、だいじゃろか(あそこで叫んでいるのは、誰だろう)
おめく (宮崎の方言)
叫ぶ。 よべ、だれかがおめっとがきこえたがね(夕べ、誰かが叫ぶのが聞こえたよね)
おらぶ (広島の方言)
叫ぶ。大声をあげる。 広場で誰かがおらびよるが、どがーしたんじゃろーか(広場で誰かが叫んでいるが、どうしたんだろうか)
たてり (高知の方言)
たてまえ。原則。 誰かひっとりがはらわいでめんめにはらうとゆーたてりでいこー(誰か一人が払わないで銘々が払うという原則で行こう)
だれどう (長野の方言)
誰々。誰の複数形。 だれどうで行くだ?(誰々といくのか?)
てんごする (奈良の方言)
戯れる。いたずらする。 誰や、ここおいといた自転車てんごしたんわ(誰だ、ここにおいてあった自転車にいたずらしたのは)