かく (兵庫の方言)
持ち上げる。持ち上げて運ぶ。 おい、ちょっとそっちのすま、かいてくれや(おい、ちょっとそっちの隅を持ち上げてくれよ)
かく (徳島の方言)
担ぐ。 この机おもたいけん、いっしょにかいてくれるで(この机は重いから、一緒に持ち上げて運んでくれるか)
かく (愛媛の方言)
二人以上で持ち上げて運ぶ。 遊んどらんと机かいて(遊んでないで机をいっしょに運んで)複数でなくても、机なら「かく」と使う若者も。
げっぱ (秋田の方言)
最下位。びり。 運動会でげっぱなった(運動会でびりになった)
げっぺ (山形の方言)
びり。最下位。 おらえの孫おれど似で、はすんの遅ぐで、運動会でげっぺだっけ(うちの孫は俺と似て走るのが遅くて運動会でびりだった)庄内では「げっぱ」。
しんどい(2) (京都の方言)
骨が折れる。大変である。 こんな大きなもん運ぶんしんどいやろ(こんな大きなものを運ぶのは大変でしょう)
ずる (愛知の方言)
〈二人で持ち上げて〉運ぶ。 一緒にずっておくれん(一緒に持ち上げて運んでください)尾張では「つる」。
そーでー (大分の方言)
そうだよ。 そーでー。あした運動会があるんでー(そうだよ。あした運動会があるんだよ)「でー」は「〜だよ」という断定の意を表す。
〜つら (山梨の方言)
〜たろう。〜たのだろう。 きのーは運動会だっつら、準備えらかっつら(昨日は運動会だったのだろう、準備大変だったろう)過去推量を表す。
つる (三重の方言)
二人で物を持ち上げて運ぶ。 おーい、つくえつってくれー(おおい、机をいっしょに運んでくれ)