あまる (島根の方言)
落雷する。 かんなりのあまーやーな声で、えわっしゃー(雷の落ちたような声で言われる)
うったまぐる (長崎の方言)
びっくりする。 あんときの雷にはうったまげたばよなー(あの時の雷にはびっくりしたよなあ)
おかんだっつぁま (長野の方言)
雷。 おかんだっつぁま鳴るから、はやく帰れや(雷が鳴るから、早く帰ろう)
おどげる (岩手の方言)
落雷する。 えのめのすギのぎさ、おどげったじぇ(家の前の杉の木に、雷が落ちたよ)
おれさま (宮城の方言)
雷。 おれさま鳴ってっから、へそかぐさいん(雷が鳴っているので、へそを隠しなさい)「おれさん」とも。
どんどろさん (広島の方言)
雷。神鳴り。いかずち。 どんどろさんに、へそー、取られるぞ(雷さんに臍を取られるぞ)
ゆきおろし (新潟の方言)
降雪前の雷鳴。 ゆきおろしが鳴ったすけ、しーれもんが降ってくるろー(雪おろしの雷が鳴ったから、雪が降ってくるぞう)
らいさま (福島の方言)
雷。 らいさまんとぎは、いなびかりがおっかね(雷のときは、稲妻が怖い)