おっける (栃木の方言)
倒れる。転ぶ。 台風で物置小屋がふっとんじゃーし、おっきな木もおっけされ、てーへんなこどんなっちゃった(台風で物置小屋が吹き飛ばされ、大きな木も倒され、大変なことになってしまった)
おどける (愛知の方言)
驚く。 ゆーべはひでーかぜがふいておどけたのん(夕べはひどい風が吹いて驚いたね)
おめったい (長野の方言)
おっくうだ。 風呂へえったから、外行くのはおめったい(風呂に入ったから、外出するのはおっくうだ)
おゆーや 【御湯屋】 (東京の方言)
風呂屋。 お風呂行ってくるって言わないで、おゆ(う)や行くといった「おゆや」「ゆうや」とも。
おわたいで (岐阜の方言)
お陰さまで。 ことしゃおわたいでかぜもふかなんでよかったのーし(今年はお陰さまで台風もこなくてよかったですね)
かく (山口の方言)
髪を櫛でとく。 お風呂からあがったら、髪かいちゃげて(お風呂からあがったら、髪をといてあげなさい)
かじふち (沖縄の方言)
暴風。 かじふちや っんじららん(台風のときは出られない)「風吹き」に対応する語。「台風」に対応する「てーふ」ということばもあるが、比較的新しい。
かじょーさん (沖縄の方言)
風が強い状態。 ちゅーや かじょーさっさー(今日は風が強いね)心地よい風より強く、かといって台風ほど強い状態でもない風の吹き方。
かぜねつ (福井の方言)
風邪をひいたときなどにできる口角炎、口内炎。 かぜねつできてるで、あついもん食べると口のはたしみるわ(口角炎ができているので、熱いものを食べると口の端がしみるよ)
がおる (秋田の方言)
衰弱する。 かじぇ引いで、がおってしまった(風邪を引いて、弱ってしまった)