いっきゃった (福島の方言)
出会った。 きんにょ、役場で鈴木さんさ、いっきゃった(きのう、役場で鈴木さんに出会った)
いっけ (奈良の方言)
親戚。 うちときーやんとこは昔からのいっけや(我が家ときーちゃんの家は昔から親戚だ)
いっけ (和歌山の方言)
親戚。 あのいえと、いっけや(あの家とは親戚だ)
いっさら (山梨の方言)
全く。 ほーとーはへーいっさら残っちゃいんと(ほうとうはもう全く残ってはいないって)打消しを伴って使う。
いっすんずり (大分の方言)
車のひどい渋滞。 別大国道は、いっつもいっすんずりじゃ(〈別府と大分を結ぶ〉別大国道はいつも大渋滞だ)「一寸ずつズル」の意。
いっせつ (滋賀の方言)
いつも。 いっせつありゃこりゃばっかりしてて、わやなこっちゃ(いつもあべこべばかりしていて、拙(まず)いことだ)
いっち (新潟の方言)
いっち。いちばん。 おめさんがいっちいー(あなたがいちばんよい)
いっちゃが (宮崎の方言)
いいよ。 いっちゃが、それでいっちゃが(いいんだよ、それでいいんだよ)
いっちょく (長崎の方言)
放っておく。 そがんとはいっちょかんね(そんなものは放っておけよ)
いっちょん (長崎の方言)
ちっとも。全然。 おうちんゆーことは、いっちょんわからんばい(あなたの言うことはちっとも解らないよ)