きなんば (滋賀の方言)
いちじく。無花果。 「きなんば」ちゅーことばは、今は、もー聞かんなー(「きなんば」と言う言葉は、今は、もう聞かないねえ)
きぬー (埼玉の方言)
昨日。 きぬーはずいぶん雨が降ったなー(昨日はずいぶん雨が降ったな)
きのどくな (富山の方言)
申しわけない。ありがたい。 こんなことまでさせてしもて、きのどくなねー(こんなことまでさせてしまって申しわけないねえ)
きばっ (鹿児島の方言)
頑張る。 どーか、きばいやんせ(どうか、頑張ってください)きばれ(頑張れ)
きばな (長野の方言)
細かな氷や雪が木の枝についたもの。 きばなガ咲いてきれいだ(立木に氷がついて、きれいだ)
きばる (京都の方言)
がんばる。 あの人きばってはるなー(あの人がんばってるなー)
きばる (和歌山の方言)
許す。 そのごうら、命とんのきばったらしい(その河童は命を取ることを許してくれたらしい)
きばる (広島の方言)
励む。精を出す。がんばる。 朝とーから、きばりよるのー(朝早くから、精を出すねえ)
きびしょ (福岡の方言)
取っ手の付いた小型の急須。 きびしょのおちゃば したむる(急須のお茶の汁気をきる)「こつぎ」とも。
きびしょ (長崎の方言)
急須。 きびしょは両手で持つごとなっとっと(急須は両手で持つようになっているの)