しゃぎつける (新潟の方言)
なぐりつける。 わーりことしるとしゃぎつけるろー(悪いことをするとなぐりつけるぞう)「しゃぐ」とも。「しゃぎつける」の方が激しい。
しゃぐ (愛媛の方言)
押しつぶす。 道におんびきがよーけしゃがれとる(道路でカエルがたくさんぺちゃんこになっている)
しゃだれ (三重の方言)
横なぐりの激しい雨。 えらいしゃだれにおーてなー、おーじょーしたわ(ひどい土砂降りの雨で大弱りだったよ)
しゃち (宮崎の方言)
弟。 わがしゃちはよか子じゃねー(あなたの弟はいい子だね)
しゃっけ (秋田の方言)
冷たい。 最近、水しゃっけくなってきたなー(最近、水が冷たくなってきたなー)「しゃっこえ」「さっけ・さっこえ」「はっけ・はっこえ」とも。「ひやっこい」から。
しゃっこい (青森の方言)
冷たい。 こごの水、しゃっこくて、めなー(ここの水、冷たくて、おいしいなあ)
しゃっこい (北海道の方言)
冷たい。 山の湧き水しゃっこいね(山の湧き水は冷たいね)
しゃっちで (長崎の方言)
何が何でも。無理にでも。 雨んふっとに、しゃっちで出かけんでもよかろーに(雨が降るのに無理に外出しなくてもいいだろうに)
しゃつかがない (鳥取の方言)
常識がない。 わの考え方は、ちーとしゃつかがないっちゃ(お前の考え方は、ちょっと常識がないよ)
しゃでー (茨城の方言)
弟。 しゃでーのほーは、えま、なにやってんの(弟さんのほうは今なにをやっているの)