せんぐり(に) (香川の方言)
次々と。 せんぐりに、お客さんがきよって(次々と来客があって)
せんぐり (奈良の方言)
次々に。 秋祭りのだんじりはせんぐり出てくるなあ(秋祭りのだんじりは次々に出てくるねえ)
せんぐり (徳島の方言)
次々に。順番に。 せんぐりお土産もろうてすまんなあ(次から次へとお土産をもらってすまないなあ)
せんど (三重の方言)
たびたび。思う存分に。 そらあんたさんはせんどくろーしてきなったひとやで(それはあなたは存分に苦労してきなさった人だから)
せんど (兵庫の方言)
長い間。 せんど来てなかったなあ(長い間来られませんでしたね)
せんど (奈良の方言)
何度も。十分に。 あの子にはせんどゆーて聞かしたはずやで(あの子には十分に注意したはずだよ)
せんどな (宮城の方言)
前に。以前に。 ほの店だら、せんどな行ったごどありす(その店なら以前に行ったことがあります)古語「先度」から。「せんころ」とも。
せんない (山口の方言)
面倒くさい。つまらない。 こがーな仕事、ぶちせんないで(こんな仕事、大変面倒くさいぞ)
せんひぎ (宮城の方言)
直定規。 ちょっと線引ぎ貸してけね?(ちょっと定規を貸してくれない?)「せんびぎ」とも。
せんみ (埼玉の方言)
蟬。 せんみにしょんべんひっかけらいた(蟬に小便をかけられた)