こそこそ (埼玉の方言)
こつこつ。少しずつ。 田植えの準備はうんとめーからこそこそしとくもんだ(田植えの準備はずっと前から少しずつしておくものだ)
こだらかす (鳥取の方言)
あやす。なだめる。 きゃーりーことをゆーもんは、適当にこだらかしときゃーえー(うっとうしいことを言う者は、適当にあやしておけばよい)
こなす (福岡の方言)
いじわるしていじめる。 わるそーが、とーしぇんぼして、こなしよる(いたずら小僧が通せんぼしていじめている)「にくじ」は精神的意地悪。
こまい (兵庫の方言)
小さい。 ちいとこまいもん貸してくれへんか(ちょっと小銭を貸してくれないか)
こまか (福岡の方言)
細い。 こまかごたいばして(小さな体をして!)紐、木、腕、網の目などいずれにも使える。
こまめる (福岡の方言)
こまかくする。両替をする。 こぜにのなかけん、しぇんえんさつば、こまめちゃらんね(小銭が無いから千円札を両替してくれないかな)
こらえて (滋賀の方言)
勘弁して(おくれ)。 ほっこりすまんこっちゃ。どーか、こらえとくれ(全く以って済まない事だ。どうか勘弁しておくれ)
こーかる (福岡の方言)
自慢して威張る。 自分のことば、こーかりよー(自分のことを自慢して威張っている)威張っている様子を「こーたかか」と言う。
こーべる (高知の方言)
気取った態度をする。 テレビにうつっちゅーきこ―べってしゃべりゆー(テレビに写っているから気取って話している)
こーらい (滋賀の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)高麗黍。 焼いたるこーらいは、こーばしてうまいもんや(焼いてあるとうもろこしは、香ばしくておいしいものだ)