しぇからしか (福岡の方言)
うるさい。 しぇからしか。だまっときない(うるさい。少し黙っておけ)他に「子どもなどが騒がしい」「気ぜわしい」「煩しい」などの意も。
しかしかもねー (宮崎の方言)
生意気。こざかしい。 しかしかもねーこつゆうなて(生意気なことを言うな)「しかしかむね」とも。
しま (青森の方言)
つらら。 しガま落ぢてくれば危ねはんで気つけろ(つららが落ちてくれば危ないから気をつけろ)氷は「しガ」で区別される。
ししび (愛知の方言)
濡れた物を広げ干して水気を取ること。 この服濡れとるで、ししびせよか(この服は濡れているから、〈広げ干して〉水気を取ろうか)
しっこしない (東京の方言)
根性・意気地がない。 しっこしのない男
しなっと (福井の方言)
何気なく。いつのまにか。 ちっとも勉強せんてな顔してて、なに、しなーっといー点数取ってるんやって(ちっとも勉強しないような顔をしていて、なにをいつの間にいい点数を取っているんだ)
しーける (山梨の方言)
元気がない。 このかー風邪でんまひーとーどーかしーけるよーだ(この子は風邪でも引いたのか元気がないようだ)
じちらかと (滋賀の方言)
落ち着いて。じっくりと。 朝はせわしないさかい、じちらかと新聞も読めん(朝は気ぜわしいので、じっくりと新聞も読めない)
じゅーく (群馬の方言)
生意気なこと。 おーくじゅーくこくな(やたらと生意気言うな)
じりー (岡山の方言)
水気が多くて柔らかい。 雨が降ったけー、道がじりーわ(雨が降ったから、道がぬかるんでいるよ)