ゆるせい (静岡の方言)
のんびりできる。気楽な。 まゴたちん来ててゆるせくないねー(孫たちが来ていてのんびりできないねえ)普通は否定の形で使うことが多い。
ゆわがんけ (栃木の方言)
岩場。 この辺はゆわがんけだがら、おんのめって怪我しねよーにきーつけろ(この辺は岩場だから、滑って怪我をしないように気をつけろ)
よかよか (福岡の方言)
いいよ。 よかよか、気にせんでよか(いいよ、気にしなくていいよ)「よい」を重ねたもので、感情表出を伴なう。
よくせき (神奈川の方言)
よほど。よくよく。 こんなことゆーなー、よくせきのことだよ。きーつけな(私がこんなことを言うのは、よほどのことだよ。よく気をつけなさい)
よだつ (岡山の方言)
気が進まない。億劫になる。 お客さんが来るけー、よだつわー。あの部屋、まだ掃除してねーわ(お客さんが来るから億劫だよ。あの部屋はまだ掃除していないよ)
よっぽどいい気だ (神奈川の方言)
ひとり合点して喜んでいるのを批評することば。 あんなことばっかり言っちゃって、自慢ばっかりして、あいつ、よっぽどいい気だな(あんな(くだらない)ことばかり言って自慢ばかりして、あいつは自分だけで喜んで…
らちあく (三重の方言)
こわれてだめになる。 きーつけな、いーらちあけんに(気をつけないと、胃をこわすよ)
りくつな (富山の方言)
気が利いている。 わかいがにりくつなあいさつをする(若いのに気の利いた挨拶をする)
わけ (滋賀の方言)
食べ残し。 この子は、じょーず、わけするさけ、よそで、ひけんせきや(この子は、いつも食べ残しをするので、他家で、気が引けるよ)
わざと (埼玉の方言)
少し。気持ちだけのもの。 わざとだけんど持ってってくんない(少しだけれど持っていってください)