きさんじ (京都の方言)
気楽。吞気。 きさんじなこーやな(のんきな子だね)
きさんじ (島根の方言)
【出雲】痛快なこと。【石見】気晴らし。 やっぱし、しょーぶは勝たんときさんじにならん(やっぱり、勝負はかたないと面白くない)「かゆいところを搔いてもらう快感」の意もあるらしい。
きぜんのたっか (熊本の方言)
気位が高い。 きぜんのたっか人にゃものも言われん(気位が高い人にはものも言えない)
きっしょ (奈良の方言)
しおどき。 病気をきっしょにたばこをやめた(病気をしおどきにたばこを止めた)
きときと (富山の方言)
新鮮。精力的なこと。 こんさなか、きときとや(この魚は新鮮だ)あのひとあ、きときとの人や(あの人は気力の充実した人だ)
きときと (石川の方言)
元気なさま。魚介類の新鮮なさま。 とれたばっかやさけ、きときとの魚やぞ(とれたばっかりだから、新鮮な魚だよ)
きなしぼ (京都の方言)
やる気のない人。 あの人はきなしぼやさかい、あてにならん(あの人はやる気がない人だからあてにならない)
きびしょ (福岡の方言)
取っ手の付いた小型の急須。 きびしょのおちゃば したむる(急須のお茶の汁気をきる)「こつぎ」とも。
きぶっせい (東京の方言)
気がつまる感じ。 おばーさんに会うとどこか気ぶっせい
きぶっせーだ (神奈川の方言)
気づまりでつきあいにくい。 あいつぁー、どーも、きぶっせーなやつだーなー(あいつは、どうも、つきあいにくいやつだな)