せーふろ (栃木の方言)
風呂。 せーふろふったけといたから、すぐにひゃれるぞ(風呂に火をつけておいたから、すぐに入れるよ)
たぎる (長崎の方言)
沸騰する。 薬缶のたぎりよる、ひばけさんね(薬缶が沸騰している、火を消しなさいね)
どでんする (宮城の方言)
びっくりする。 きんなのかじにぁなんぼがどでんしたすぺ(昨日の火事にはどんなにか驚いたでしょう)
ひぼえ (宮城の方言)
焰。火の粉。 あら、あっつのひぼえみさえ。かずでがすぺ(あれ、向こうの火の粉を見なさい。おそらく火事でしょう)
びりんべー (神奈川の方言)
火の気のまじった熱い灰。 びりんべーに、入れてよー、芋ー焼くべーか(熱い灰の中に、芋を入れて焼こうか)
ふったがる (千葉の方言)
火が勢いよく燃える。 しめった薪もようやくふったがった(湿っていた薪もようやく燃え上がった)
ふったげる (茨城の方言)
火を焚きつける。風呂を沸かす。 ひー、ふったげろ(火を焚きつけろ)ふろ、ふったげどげ(風呂を沸かしておけ)
ほかる (岡山の方言)
火照る。 今日はあつーて、体がほかるわー(今日は暑くて、体が火照るよ)
ほとびる (愛知の方言)
火傷する。 ほとびるよーな風呂に入ったもんだい(火傷するような風呂に入ったから)
ほめき (三重の方言)
火のそばなどで顔がほてる。 ごみもやしとったらえらいほめきでなー(ごみを燃やしていたらひどい火照りでね)